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すでに数十回は読んでいますが、いまだに興奮覚めやらずです。
雰囲気としては千本木との初デートの前の日と似ていますが、今回は元の体に戻ることと千本木への想いとが交錯してより複雑化しています。

千本木からの要求に応えたのは、元に戻るからその前に叶えてあげたいという意識が働いたのかなと思います。でもその結果、千本木への想いが強くなってしまったと。
ラストであきらが訴えているのは、元に戻りたいという気持ちが揺らぐのを恐れているからで、入れ替えクンが完成するまでの時間、あきらはそうとう悩むのだと思います。
ただ、まわりからは今のままでいてほしいという要求が高まり、特に菜々子の両親も強力にプッシュしてくると思います。となると、あきらの戻りたいという気持ちはまわりから押さえ込まれ、自分も今の方がいいかもしれないと傾いていくんじゃないでしょうか。

なんて書いていますが、とにかくあきらの心の揺らぎを繊細に描き分けている森永先生の描画力にただただ敬服です。。15ページ以降のあきらの表情は見てるだけでゾクゾクしてきます。19ページ1コマ目で私は落ちました。。。でもその後は(^^;;;