ブログカテゴリ 
カウンタ 
今日 : 51
昨日 : 365
総計 : 399704

ブログ

私が考える最終回2

カテゴリ : 
ペケ3つ
投稿 : 
もえじろ 2011-7-24 23:13
ついに残り1話となってしまいました。
以前にも「私が考える最終回」というネタを書きましたが、今回はラス前ということで、もうちょっと具体的に。
まぁさすがにラストをどう決着させるかはアヴァルス9月号が発売されるまでわかりませんが、やっぱり私は千本木♥あきら派なので、あきらと菜々子が再度入れ替わってほしいと考えます。
でも入れ替わることに躊躇しているあきら。このあきらを説得するのはやっぱり菜々子しかいないんだろうなと思います。
だとしたらそれはどんなストーリーになるのか妄想してみました。。

-----
菜々子はあきらを神社に呼び出した。
3日前にあきらが菜々子を呼び出した時のワンピース姿で。

「覚えてるか?この前俺を呼び出した時に着ていたこのワンピース。俺は昔からこういう服は着ない。だから今、すごく恥ずかしいんだ。でもお前は自分でこの服を買ったんだろ?この服が似合うと思って。確かに似合ってると思った。と同時にお前だから似合うんだろうなと思ったんだ。この前話したとおり、もうこの身体は俺のものじゃない。」
あきらは淡々と話す菜々子をただ見つめることしかできなかった。
そのあきらの様子を見ながら菜々子は話を続ける。
「正直、入れ替わったのがお前でよかったよ。」
「えっ?」
「久々に自分の部屋に戻ってびっくりした。お前、本当にこの身体を大事にしてるんだとわかったよ。スコップや母さんも大切にしてくれてるし。ケンカばかりしてた俺とは大違いだ。」
菜々子の話にあきらは目を伏せがちに下を向く。握りしめた右手が小刻みに震える。

「なぁ、お前千本木と今までどおり一緒にいたいと思わないか、俺は椎名といたいんだ。お前は両親の元に戻れないのを心配してると思うが、前にも話したとおりちゃんと説明してわかってもらえるようにする。だから頼む!もう一度入れ替わってくれ!!」
菜々子は一方的に自分の想いをあきらにぶつけると、あきらに向かって深々と頭を下げた。
傍若無人で人に頭を下げることなど絶対にしなかった桃井が、今あきらに頭を下げている。
「……桃井さん。」
菜々子の信じられない行動に戸惑うあきら。
それだけ菜々子は本気なんだとあきらは気づくも、まだ自分はそこまで気持ちの整理ができていない。
あきらはゆっくりと菜々子の前に立つと、上から囁くよう静かに話しかけた。
「…ねぇ桃井さん、僕の両親はわかってくれるかな?」
「俺がわかってもらえるまで何度もお願いする。」
「戻りたくないって言って怒らせてしまった千本木は僕を許してくれるかな?」
「俺が殴ってでも許すように千本木を説得する。」
「椎名さんも入れて僕たち4人はこれからも仲良くやっていける?」
「あぁ、もちろん俺たちはこれからもずっと一緒だ。」

「………うん、わかった。入れ替わるよ。」

「……ありがとう。」
あきらの言葉に少し間をおいて一言答えると、桃井は下げた頭を上げながら後ろを向いた。
その瞬間、あきらは菜々子の目元に輝るモノが見えたような気がした……。

-----
女の姿でも漢らしい菜々子を表現したくてこんな感じになっちゃいました。
ラストで菜々子が涙を見せるかというのは賛否あると思いますが、菜々子にもわずかながらの女らしさが残っていてもいいんじゃないかと、ちょっと無理矢理感は否めませんがどうしても入れたいなぁと思いまして。。


あと3週間。
果たしてあきらと千本木、菜々子と椎名は笑ってラストを迎えられるのでしょうか。。。
  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (7513)

トラックバック

トラックバックpingアドレス http://www.moegiiro.jp/modules/blog/tb.php/447

感想などありましたら気軽に書いてね☆

題名
お名前   :
投稿本文
コメント専用会議室へ移動する

いただいた感想一覧